電気自動車の不都合な真実
リチウムがない
充電場所がない
電池が高い

海水中にある?
海水中にはリチウムが豊富にあるから大丈夫という人がいます。
しかし、全世界の海の中に存在するリチウムは2500億トンしかありません。これに対して、マグネシウムは1800兆トンです。
10億トンのリチウムを採るためには、全世界の海水の1/250を必要とします。これは、太平洋の水深30mの海水に相当します。
充電の問題
電気自動車は100kWhの電池で、600km走行できます。しかし、この電池をガソリン給油時間と同じ1分間で充電するためには、6MWの電気が必要です。1軒の住宅で使う電気のピークを10kWとしても、600軒分です。すべての充電ステーションがそれぞれ6MW使うことになると、この電力の時間変動はすさまじいものです。
電池が改良されれば、1分以内に充電できる
と言う人がいますが、これは電池の性能以前の
問題で、電力供給の問題です。短い充電には
非常に大きな電力が必要です。電力インフラ
の構築はもちろんのこと、あちこちの充電
ステーションで、瞬間的に大電力が変動する
ことをどう解決するかは誰も言わないのが
不思議です。


車載マグネシウム電池で走行中に充電
矢部マグネシウム電池は、1.5kWh/kgのエネルギーを持っています。100kWhには、67kgのマグネシウムが必要ということです。20kWで、5時間かけて走行中に充電するとすれば、電池の大きさは56cmx72cmx80cmとなり、トランクに入るサイズとなります。

